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箱根 登山 鉄道
箱根 登山 鉄道 鉄道線・・・運転形態
◆ 箱根 登山 鉄道 鉄道線
鉄道線(てつどうせん)は、神奈川県小田原市の小田原駅から箱根町の強羅駅までを結ぶ箱根 登山 鉄道の鉄道路線。箱根観光の旅客輸送を担う路線である。現地では「箱根登山電車」や「箱根登山線」、あるいはただ「登山電車」「登山線」と案内されている。
2003年(平成15年)3月19日より、小田原駅〜箱根湯本駅間の各駅でパスネットが、2007年(平成19年)3月18日より、全駅でPASMOが利用できるようになった。
●運転形態
箱根湯本駅から強羅駅までは、車輪とレールの間の粘着力だけで走る鉄道としては日本で最も急な勾配 (80‰) を登る。3両編成 (45m) では前後の高低差が3.6mにも及ぶという急勾配で、単に小田急電鉄の車両とは軌間や電化方式が異なるためだけではなく、そのための性能と装備を持った専用の車両のみが運行可能なのである。この区間に3か所(出山信号場・大平台駅・上大平台信号場)あるスイッチバックも山岳鉄道的な特徴である。このほか、カーブの最小半径も30mと小さく、車輪とレールの磨耗を防ぐために散水(一般的な鉄道で使用されている潤滑剤方式では急勾配区間の走行の安全性に問題があるため)を行いながら走行する。
小田原駅〜箱根湯本駅間は、2006年3月18日から輸送力増強とバリアフリーへの対応のため、自社車両による運行を取り止め、終日小田急電鉄の車両のみでの運行となった。このため、現在は箱根湯本駅で完全に系統が分断されており、小田原〜箱根湯本間は車両運用上は小田急小田原線の延長線上のような状態をとっている。
現在の運転形態は、小田原駅〜箱根湯本駅間では同区間内運転の各駅停車のほか、小田急小田原線新宿(全日)、東京地下鉄千代田線北千住(土休日のみ)方面から特急ロマンスカー「はこね」「スーパーはこね」「メトロはこね」と、基本的には新松田からの各駅停車が乗り入れる(一部町田、相模大野発あり)。運転本数は日中で1時間あたり各駅停車4本と特急2本である。また、箱根湯本駅〜強羅駅間は自社車両での運転で、日中は1時間に4本の運転である。
また、箱根駅伝開催時は選手の踏切での足止めを防ぐため、運転が一時停止される。
特急ロマンスカーは箱根登山線内のみの利用はできなかったが、2005年10月1日から座席券(大人200円)の発売が開始され、空席がある場合に限り利用可能になった。ただし、箱根登山線内では満席の場合は利用ができない。
2008年3月14日までは新宿方面から急行・準急も乗り入れていた(急行・準急は箱根登山鉄道線内では各駅に停車)。直通していた急行のうち朝の3本は、新宿到着が朝の通勤ラッシュのピークにかかるため、1号車が女性専用車となっていたが、箱根登山線内は対象外となっていた。風祭駅でのドア扱いが1号車のみだったためである。
小田原駅〜箱根湯本駅間は1950年から小田急の電車が乗り入れを開始した。これに伴い乗り入れ対応の工事を実施した。箱根登山鉄道の軌間は1435mm(標準軌)であるのに対し、小田急電鉄は1067mm(狭軌)であるため、小田原駅から箱根湯本駅までの区間は三線軌条により双方の軌間に対応していた。また架線電圧も箱根登山鉄道の600V(1993年からは750V)に対し、小田急電鉄の車両は1500Vであるため、片乗り入れ開始に併せて箱根登山鉄道の電車に600V(1993年からは750V)/1500Vの複電圧対応改造を施し、小田原駅〜箱根湯本駅の区間を1500Vに昇圧した。こうしてこの区間では箱根 登山 鉄道と小田急の乗り入れ車両の両方によって列車が運転されることとなった。
2000年12月2日より自社車両による上記区間の運転は朝と夕方以降となり、さらに2006年3月18日からは小田原駅〜箱根湯本駅間は親会社である小田急電鉄からの乗り入れ列車のみで運行されることになった。箱根湯本駅の小田原駅側にある入生田駅には箱根登山鉄道入生田車庫があり、この車庫への自社車両の入・出庫回送のため車両の複電圧構造や入生田駅〜箱根湯本駅間の三線軌条が残されることになったが、小田原駅〜入生田駅の三線軌条の一部は撤去中であり、既に小田原〜入生田間の線路を箱根 登山 鉄道の自社車両が走行することは物理的に不可能となっている。小田原駅の箱根 登山 鉄道車両専用ホームの跡地に新たに有効長91mのホ11番線が設置された。
また、沿線に植えられたアジサイの開花時期に合わせて、夜ライトアップされたアジサイを楽しむことができる特別列車「あじさい電車」を運行している(要予約)。
以前は温泉巡りの客の便を考慮し、線内の乗車券は片道でも2日間有効で途中下車可能であったが、2002年4月よりこの取り扱いは廃止され、片道乗車券は他の多くの路線同様通用発売当日限り・下車前途無効に変更された。しかし、現場では起点駅からの運賃と同額の駅を除いた途中駅では便宜的に途中下車を認めていたようである。しかしながら、この便宜的な途中下車の取り扱いも、2007年3月18日のPASMO導入により廃止された。
パスネットは、小田急の電車が乗り入れる小田原駅〜箱根湯本駅間で対応している。ただし同区間の途中3駅は自動改札機が設置されていないため、係員のいる窓口で対応することになっている。2007年3月18日には全線でPASMOが導入された。また、自動改札未設置駅については簡易型改札機を設置して対応している。
箱根 登山 鉄道
箱根 登山 鉄道 鉄道線・・・歴史
◆ 箱根 登山 鉄道 鉄道線
鉄道線(てつどうせん)は、神奈川県小田原市の小田原駅から箱根町の強羅駅までを結ぶ箱根 登山 鉄道の鉄道路線。箱根観光の旅客輸送を担う路線である。現地では「箱根登山電車」や「箱根登山線」、あるいはただ「登山電車」「登山線」と案内されている。
2003年(平成15年)3月19日より、小田原駅〜箱根湯本駅間の各駅でパスネットが、2007年(平成19年)3月18日より、全駅でPASMOが利用できるようになった。
●歴史
・1919年(大正8年)6月1日 小田原電気鉄道鉄道線として箱根湯本駅〜強羅駅間開業。小田原までの軌道線(路面電車)と連絡。600V電化。
・1920年(大正9年)10月21日 塔ノ沢駅開業。
・1926年(大正15年)1月16日 105号車が宮ノ下付近で脱線転覆事故。
・1928年(昭和3年)1月1日 日本電力が小田原電気鉄道を合併。
・1928年8月16日 軌道線・鋼索線とともに箱根 登山 鉄道に分離譲渡。
・1935年(昭和10年)10月1日 小田原駅〜箱根湯本駅間開業。600V電化。並行路線となる軌道線を廃止。
・1950年(昭和25年)8月1日 小田原駅〜箱根湯本駅間が1500Vに昇圧・三線軌条化され、小田急電鉄の車両が片乗り入れを開始。
・1972年(昭和47年)3月14日 全線CTC化。
・1972年3月15日 二ノ平駅を彫刻の森駅に改称。
・1993年(平成5年)7月14日 箱根湯本駅〜強羅駅間の架線電圧を600Vから750Vに昇圧。同時に3両編成の運用が開始される。
・2000年(平成12年)12月2日 日中の小田原駅〜箱根湯本駅間の運用はすべて小田急電鉄からの片乗り入れ車両のみとなり、自社の車両による運用は朝と夕方以降のみとなる。
・2006年(平成18年)3月18日 小田原駅〜箱根湯本駅間での自社車両の運行を取り止め、小田急の乗り入れ車両のみとなる。
・2006年(平成18年)9月 小田原駅〜入生田駅間の三線軌条の標準軌部分のレールを撤去。
・2008年(平成20年)3月15日 小田原駅〜箱根湯本駅間での小田急の乗り入れは特急と4両編成の各停のみとなる(ただし急行の後4両の各停での乗り入れは残る)。
